ウイスキー好きでは有名な、あの「Ichiro’s Malt(イチローズモルト)」のオーナーが今春に始めた蒸溜所です。
秩父蒸溜所は、その名のとおり、西武秩父駅から車で20分くらいのところにあります。
今回は、友人の紹介で、ベンチャーウイスキーの肥土(あくと)社長のご案内で工場見学をさせていただきました。
いや~…男のロマンを感じた1日でした…。
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肥土社長には、ウイスキーづくりの現場で、品質へのこだわりをご説明いただきましたが、何よりも感動したのは、“一途な情熱”だったので、その思いを中心にまとめてみました。
◆秩父で蒸溜所をはじめた訳
肥土社長は秩父の生まれ。ウイスキーに非常に適した水があり、自然環境、空気がとてもよかった。そして、何よりも地元で支援してくれる人が多かったから、ここではじめることにしたそうです。
自分の思い出の地でできたら、それは最高ですよね。
◆蒸溜所を始めようと思った時期
2004年春頃。その後、2007年3月にここ(秩父)で蒸溜所をやることを決め、7月に着工。2008年2月に仕込みを開始し、3月から毎日仕込みを続けるようになった。
苦労したのは、蒸溜所をつくったことのある経験者がおらず、蒸溜所の建物から、設備の設計、貯蔵庫…とすべてご自身で考えられた、とのこと。
お話を伺ってビックリしたのは、このスピード感。
ここ数年で実行に移した勢いといったら、ただものではありません。
現在、肥土社長を含めて、生産現場にいるのは4人。ウイスキーは蒸溜してすぐに商品になるものではなく、樽で10年以上熟成させてから瓶詰めをしてようやく商品となるもの。長い目で考えていかなければなりません。気の長い話ですが、ウイスキーがどのように変化していくのか?を考えるのは楽しいことでしょうね。
◆肥土社長の壮大な夢
(秩父蒸溜所に一番奥にある、三角屋根のキルン塔を指さして)将来は、埼玉県のピートを使ってピーティングをしてみたい。(現在は建物のみ。)
理想的には、全て埼玉県産でウイスキーをつくってみたい。
ここで春夏は大麦(農作業)をつくり、秋は蒸溜して、埼玉県産のピートを使ってピーティングしたものを使い、埼玉県産の樽につめて…と。
これこそ国産。全て埼玉県産でできたら、素敵なことですよね。
こんな大きな夢を持っていたとは…。
製造工程で最も興味深ったのは、ミズナラの発酵槽。
おそらく!?世界で最も小さいミズナラの発酵槽で、岩手産の新材を使ったもの。
新材なので、タンニンが多くなることから、多めの酵母を使っているとか。木にこだわるのは、ウイスキーの個性を大切にしたいから。
随所でおっしゃっておられましたが、経験が少ないメンバーだけでやって(生産して)いるので、どういうことをやったらどうなる、というのを確認しながら進めている、とのことでした。
まずは、個性的なヘビーなモルトからつくっているそうです。
2011年には、少量ながらも3年もののウイスキーがリリースされる予定。
個性豊かな尖った感じ!?のモルトになるんでしょうかね。ウイスキー好きとっては、本当に3年後、10年後、20年後が楽しみです。
一生をかけてやりぬく仕事に捧げるパワーをみると、微力ながら応援したい気持ちになりました。
そういえば、私はまだ「Ichiro’s Malt(イチローズモルト)」を飲んでいません。埼玉県のバーでしか飲めないのでしょうか。(行かなきゃ!)
追って、同行した皆様のブログを追記していきます。
・埼玉発のウイスキー蒸留所「秩父蒸留所」(ベンチャーウイスキー):ネタフル
関連リンク
・秩父 そば 長尾根
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ラベル:ウイスキー
